Last Updated on 2024年12月11日 by 古木事務所
風俗営業は許可が取れる場所、取れない場所があるという話は何度もしてきました。
自分で確認する方法も記事にしてきましたので時間をかければできると思います。
しかし、自分でやるには面倒だったり時間もないのでやってほしい・・・けどどうすればいいの?
という方向けの記事になります。
当事務所に実際に依頼したときの流れを見ていきましょう!
Contents
まずは正確な住所
契約済の物件でも、狙っている物件でもいいので正確な住所をお知らせください。
たった少しの住所間違いでも結果が変わってしまう事がありますので正確に!
⇒住所の確認ができたら、無料の調査→有料の調査と進んでいきます。
無料の調査
これはインターネットを使っての調査になります。
まずは用途地域の確認
この時点で許可が取れない事がわかるお客様もそれなりにいます。
次いで保全対象施設の確認
これは地図サイトや、行政の公開してる各種データサイト等を確認していきます。
また必要があれば各役所等に電話で確認をします。
この調査で
①許可とれるかも でもわからない △
②許可とれない ✕
どちらかの結果がでます。
①の場合は有料の調査に進むことになります。(依頼人の意思確認をした上で有料調査に進みます)
②の場合はその住所での許可は諦めて別の業態での営業を考えるか、別の物件を探すことになります。
有料の調査
これは現地に行きローラー作戦で対象施設の有無を確認します。
営業予定地の周囲100m(商業地域の場合70m)内の建物全て1つ1つチェックしていきます。
ビルや複合施設などはどのようなテナントが入っているかをチェックします。
また、現在建物が建っていなくても保全対象施設の建設予定地がないかも併せてチェックします。
まとめ
無料の調査、有料の調査としていますが、風俗営業の許可申請のご依頼であれば周辺調査は含まれています。
なので別に料金がかかることはありません。
ではどのようなケースで調査費が発生するのか?
パチンコ店さんの新規出店や、風俗営業用のビルの新築などで周辺調査だけをする場合に、依頼を受けて調査報告書を納品することがあります。
他には、調査後に事情が変わり許可申請をやめる等。
このようなケースで有料の調査となります。
許可を取れる場所かわからないから確認したいけど、費用がかかるのでは?
とお考えのオーナー様方はまずは軽い気持ちで調査依頼をして下さい!