風俗営業 行政書士の選び方 3つのポイント

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行政書士による風俗営業の許可申請の報酬は決して安いとは言えません。

もちろん風俗営業の許可申請は自分でもできます。

しかし

お店を借りていれば家賃が発生しますし、従業員を雇っていれば給料を払わなければいけません。

許可を取るまで営業ができないので売上は無く、許可が遅くなればなるほど出費は増えていきます。

ですので、行政書士に許可申請を依頼した場合と、依頼しなかった場合とで、かかる費用を比べ検討してみるのをお勧めします。

では実際に行政書士にやってもらおう。と決めたのであれば、注意する3つのポイントを見てみましょう。

1.料金

まずはこれを重視する人が多いと思われる費用面。

どんなに良さそうな行政書士を見つけたとしても、料金がやたら高いとなれば依頼する気にはなりませんよね。

理想を言えば「安い!早い!安心!」ってとこでしょうか。

しかし安そうな所を見つけたとしてもすぐに飛びついてはいけません。

大事なことは「料金の内訳(含まれる作業内容)」「追加費用の有無」をしっかりと確認することです。

 

一例をあげると・・

行政書士を探そうと早速インターネットで調べた結果、相場よりも安いA事務所と、実績が豊富で信頼できそうなB事務所を見つけた。

安さが目を引くA事務所 10万円

実績が売りのB事務所  20万円

一見するとA事務所の方が大分安く見えるが

↓実際にかかる費用を比べてみると↓

  A事務所 B事務所
HP掲載料金 100,000円 200,000円
飲食店営業許可取得 50,000円 0円
交通費 5,000円 0円
店舗面積割増 30,000円 0円
検査立会費 10,000円 0円
消費税 19,500円 0円
申請手数料(警察・保健所) 40,000円 40,000円
合計 254,500円 240,000円

安いと思ったAの方が高くつく結果に・・

これは極端な例ですが、費用に何が含まれて、何が含まれないのかをしっかり確認をしないと、実際にかかる費用はわかりません。依頼をした後にあれこれ請求が増えていく可能性もあります。

内訳までしっかり記載されている行政書士を選ぶのが安心です。

 

2.専門

行政書士の業務は多岐に渡り、それぞれ得意とする分野があります。

建設業に強い事務所

風俗営業に強い事務所

民事法務に強い事務所  etc

 

行政書士といえど、経験の無い業務であれば1から関係法令に目を通していかなければならないので、時間がかかります。

行政書士事務所のホームページには、実際に風俗営業業務をした事が無くても、費用や許可取得のための情報などの記載があります。

業務未経験の方に頼むより経験豊富な方に頼みたいですよね。

なので、ある程度その業務をこなしている行政書士を見極める必要があります。

HPの更新頻度なども大事ですね。法改正に対応しているか等。

記事の内容や実績などから判断しましょう。

 

3.事務所の場所

風俗営業の申請は営業予定地はもちろん、警察署、保健所、市役所、法務局など必要に応じて何度も足を運ぶことになります。

近くであればそれだけスピーディーな動きができるので書類作成が早まることになります。

近場では無料でも遠方だと交通費のかかるケースも多いと思います。

許可取得をゆっくりとやるのであれば、全国どこでも信頼できそうな行政書士に任せればいいですが、許可取得は早いほうがいいと思う人がほとんどだと思います。

また、警察では地域ごとの書類作成のやり方、法定書類以外の書類の要請があったりしますので、その辺の事情に精通した行政書士を選ぶのがいいでしょう。

 

4.まとめ

風俗営業の申請を依頼しようと行政書士を探していると、かかる費用にバラつきがあると思います。

その理由として大きいのが次の3点だと思います。

・飲食店営業の許可取得費が含まれているか

・消費税が含まれているか

・役所への申請手数料が含まれているか

ここに注意して比較してみると探しやすいかもしれません。

 

 

以上の点を踏まえて探せば、任せて良かったと思える行政書士に出会えることでしょう。

 

 

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